ハイドンとモーツァルト

ハイドンとモーツァルトは、24歳の年齢差があります。親と子ほどに歳の差がある2人ですが、その性格はまったくの正反対といっていいかもしれません。モーツァルトは幼いころから音楽の天才的な才能を発揮し、ヨーロッパ中を旅して高い評価を得ています。

ハイドンとモーツァルト(つづき)

モーツァルトは幼いころから音楽の天才的な才能を発揮し、ヨーロッパ中を旅して高い評価を得ています。作った曲も絶賛され、若い頃から多くに音楽家へ影響を与えています。

いっぽう、ハイドンは幼いころは聖歌隊の一員として音楽に関わります。ハイドンが作曲をはじめたのは10代後半からです。

モーツァルトが亡くなった年齢の36歳になっても、ハイドンは代表作と呼べる「天地創造」や「四季」などを作り上げていません。

楽譜

また、モーツァルトは典型的な芸術家の性格をしており、機嫌がいいと思ったら急に悲しみだしたり、怒っていると思ったら突然陽気になったりと、気分が急激に変わることがありました。

ハイドンは情緒が安定しており、常に冷静で落ち着いていたと言われています。

ハイドンとモーツァルトが出会ったのは、モーツァルトがウィーンに移ってからのことで、 ハイドンが約50歳、モーツァルトは20歳半ばぐらいだとされています。

性格のまったく違う2人でしたが、共に音楽家として尊敬しあい、親しくなったとされています。ハイドンとモーツァルトは一緒に弦楽四重奏を演奏して交流を深めています。

モーツァルトはハイドンから多くの影響を受けています。モーツァルトの弦楽4重奏曲ニ短調の変奏曲フィナーレは、ハイドンの作品33番の弦楽四重奏曲「ロシア四重奏曲」に応えて作られています。

ハイドンもモーツァルトの才能を認め、モーツァルトの得意とするオペラや協奏曲を作ることをやめてしまったそうです。


Copyright ハイドンのすべてがわかる All rights reserved.

privacy